初めての税理士転職で必ず考えておくべきこと|名古屋・岡崎・大阪
グロースリンク編集部
目次
税理士の資格を取得、または科目合格をして会計事務所や税理士法人に就職したのに、今の事務所はなんとなく自分に合わない。不安や不満がある。 転職を考えている。このように感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、転職を考えている税理士や税理士試験の科目合格者で、転職の時に考えておくべき事項を記載します。転職を検討している方は必見です。
名古屋・岡崎・大阪の税理士転職市場は?
日本では年々、有効求人倍率が増加しています。それに合わせて税理士業界でも求人倍率が増加中です。人材の流動化も進んでいます。
名古屋・岡崎・大阪の税理士転職市場はどのような状況なのでしょうか?詳しく解説します。
採用動向|年々試験合格率がアップ
令和4年度の税理士試験の結果は、35歳以上の受験者が全体の50%以上を占めます。合格者のなかで5科目到達者数の割合になると62.3%!この比率は平成30年度の57.9%から年々アップしています。若手層が少なく、税理士も高齢化が進んでいるといえるでしょう。
税理士法人届出数は、令和3年度3月末時点で4,356法人、令和4年度3月末時点では4,601法人と増加気味。これは、求人数の増加の要因の一つです。
一方、2015年の税理士試験の受験者数、合格者数はそれぞれ38,175名、6,902名で2022年は受験者数28,853名、合格者数5626名と減少しています。税理士法人届出数の増加にともなう税理士採用需要と、税理士試験の合格者減少などもあり、現在は売り手市場だといえますね。
転職動機|事務所の将来性への不安が多い
転職動機で最も多いのは、勤務している事務所の将来性への不安。事務所の幹部が高齢化したため仕事の進め方が古かったり、IT導入が遅れていたりします。最新の税務会計情報に疎いこともあり、その結果活気がない環境は転職動機とされがちです。
一人の業務範囲や業務量が多すぎることも、転職動機のひとつとされます。若い世代はワークライフバランスを重視するため、業務量と給与水準のバランスが悪く感じるようです。そのため、専門性の深い税理士業務を、一度にたくさんはこなそうとしない傾向にあります。
税理士の転職活動|一般企業と異なる条件
一般的に就職と転職の時では重視するポイントが異なります。
就職では企業の安定性や働く環境など、まだ社会を知らない状態で選びます。しかし、転職ではより仕事内容そのものを重視したり、今後のキャリアビジョンを重視して転職先を選ぶのです。
採用する側も、新卒の時は、ポテンシャル採用がメイン。しかし、中途採用では経験者採用がメインです。募集要件でも税理士法人では、アシスタントなのかスタッフとして顧問先を担当するのか?科目合格者でも採用するのか?税理士資格が必要かなど、具体的な条件が要求されるのです。
名古屋・岡崎・大阪での税理士転職|キャリアを考えた上手な方法を解説
税理士の資格を取得したあとの代表的なキャリアは4つあります。
- 独立開業
- 中堅・大手の税理士法人
- 国際税理士法人
- 企業内税理士として一般企業で勤務
それぞれのキャリアについて詳しく見ていきましょう!
独立開業
税理士資格を取得して独立開業を目指す場合、税理士法人等での勤務はいわば下積み経験となります。税理士試験の合格者は最低でも2年の実務経験が必要ですが、十分条件かは別です。
開業に失敗する原因の多くは、営業力と組織マネジメントに起因します。言い換えると、他の税理士ではマネができないような専門性があったり、事務所の運営管理などができるようになれば開業後の成功確率が上がるのです!
今の自分に何が足りて、何が足りないのか?独立開業に足りないものを、補完するにはどうすべきかはしっかり考えましょう!
税理士法人事務所への所属
税理士法人事務所へ所属するのであれば、中堅・中小企業がクライアントである事務所が多いです。場合によっては社会保険労務士事務所や司法書士事務所などと提携・連携している法人もあります。
日本の富裕層の職業で最も多いのは企業オーナー、2位は医師。したがって大手・中堅税理士法人の、メイン顧客層とも重複します。そのため、法人税・オーナーなどの所得税・相続や事業承継・資産税など、幅広く税務を経験できるのも特徴です。
国際税理士法人への所属
海外の会計・税理法人であるKPMGやアーンストアンドヤング、pwc、デロイトなどのいわゆるビッグ4と呼ばれる税理士法人へ所属する道もあります。
大手の日本企業の海外現地法人と連携し、移転価格税制などグローバルな視点で税務を担当できるのが魅力。英語は業務に必須ですが、多くは入所してから学んでいるようです。外資系企業の日本法人の担当などもあり、国際派税理士を目指す場合は有望でしょう!
一般企業(企業内税理士)への転職
中堅・小規模経営の税理士事務所では、決算シーズンを始め激務が多くかつ給与・福利厚生が不十分、所長や社長のワンマン経営など、職場環境全般が企業と比較すると見劣りするケースが多いです。そのため企業内税理士を目指す手もあります。
一般企業では内部から決算・申告を作り込めるため、企業の業界などに応じた深い専門性も経験できますよ!
名古屋・岡崎・大阪での税理士転職|3つのポイント
税理士の転職市場は比較的売手市場で、どのようなキャリアがあるかなどを理解しても、最後は自分自身を知るのが何より大事です。転職を成功させるためになぜ自分は税理士を今後も目指すのかなど、3つのポイントをおさえましょう。
転職でこれは譲れないポイントは何かを考える
自身が転職で譲れないポイントは何か考えておきましょう。今の職場での不満事項や、今後のキャリアパスから考えて何が不足しているのか?給与などの待遇など、転職先を選ぶにあたって絶対に成し遂げたい条件を明確にしてください。
譲れないポイントがわからない場合は、なぜ税理士を目指したのか、その理由を思い出すとよいでしょう!
候補先の情報収集を入念に行う
転職する前には候補となる転職先の口コミ情報や公式ホームページなどから情報収集を行いましょう。
候補となる税理士法人等が主催するセミナーなどに出席して、雰囲気や活気などを感じておくのもおすすめです。どのような社員がいるのか、具体的な仕事内容は何かなどを垣間見られます。
明確で建設的な転職理由を考える
転職の際にほぼ間違いなく面接があるため、明確な転職理由を答えられるようにしてください。
なぜ今の会計事務所から転職を考えたのですか?なぜほかの資格ではなく税理士なのですか?独立開業を目指していますか?など、質問されそうな事項に対して、しっかり前向きで建設的な回答ができるように考えておきましょう。
名古屋・岡崎・大阪で税理士転職を考えるならグロースリンク税理士法人
名古屋・岡崎・大阪で税理士転職を考えるなら、わたしたちの税理士法人「グロースリンク」がおすすめ!理由は3つの特徴にあります。
- 自由闊達な職場環境
- 教育研修が充実
- 医療系クライアントに強い
特徴を知って、転職先選びの参考にしてくださいね。
特徴1.自由闊達な職場環境|若手もいきいき働ける!
グロースリンク税理士法人に勤めているスタッフの平均年齢は34歳。これは税理士事務所としては若い方です( 税理士の全国平均年齢は約60歳)。若手がいきいき働ける職場です。女性も大活躍しており、なんと約半数が女性なのが特徴ですよ!
クレドによる理念経営で、従業員の行動指針を一体化しているのも、わたしたちグロースリンクの特徴。クレドとは、企業全体の従業員が心がける信条や行動指針です。ラテン語で志・約束・信条を表します。クレドカードを使った評価制度により、給与や賞与の査定へしっかり反映しています。
特徴2. 教育研修が充実|従業員の実力アップを支援
グロースリンク税理士法人では、新入社員研修はもとより、ロールプレイングや外部研修などの研修もサポートしています。税理士試験受験者応援制度として、税理士試験を目指す従業員には積極的な支援も実施していますよ!
充実した教育研修が、わたしたちグロースリンク税理士法人の魅力。若い従業員の実力アップを、積極的に支援します。
特徴3. 医療系クライアントに強い|専門性の高い税理士になれる
令和3年4月時点でグロースリンク税理士法人の医療機関向け顧問先は、251件。2025年までに500件を目指そうとしている、医療分野に強い税理士法人なのです!
わたしたちグロースリンクは、医療法人なら法人税、クリニックなら所得税などにばっちり対応。事業承継や資産税などの分野もしっかり対応できるので、さまざまな専門性が身につきます!
転職を機会に自分の税理士キャリアを再構築しよう
転職は最終的に自分と向き合って、自分の将来のキャリアをどのように考えるのか?自分はどうありたいのか?自分の得意な分野をどのように生かすのか?を深く掘り下げて行く作業です。転職を機会に自分の税理士キャリアを再構築しましょう。
税理士や税理士試験の科目合格者の方へ。名古屋・岡崎・大阪で転職を考えているなら、わたしたちの税理士法人「グロースリンク」へ転職しませんか?若手が実力を発揮できるよう研修制度を整えた環境で、自身のキャリアをしっかり磨けます。ぜひ以下リンクから、グロースリンクの詳細をご覧ください!
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