税理士は休日をどう過ごしてる?ライフステージ別の過ごし方をご紹介!
グロースリンク編集部
目次
税理士は休日をどう過ごしてる?ライフステージ別の過ごし方をご紹介!
「税 理士事務所の勤務は残業が多いと聞くが、休日はしっかり休めるのかな?」
「税理士は、休日をどのように過ごしているのだろう?」
気になる方も、きっといますよね。休日出勤や残業は多いのか、有給休暇は取れそうかなど、税理士面接で聞きづらいことはありませんか?この記事では税理士の事務所での働きぶりや、休日の過ごし方を紹介します。
休日の過ごし方を知る前に|税理士事務所の仕事内容を確認
税理士の主な仕事は税務の代理・税務書類の作成・相談業務の3つです。
税務代理には、税務署への税金の申告・納付、税務調査の対応などがあります。納税するために必要な税務署への書類作成も、仕事に含まれます。クライアントからの節税や税金に関する様々な相談業務も、仕事の一つです。
クライアントの決算や確定申告の時期が重なり、業務が集中する時期も。事務所の規模や方針、職員一人にかかる業務量の違いなどで、休日の過ごし方は変わるのです。
決算申告の時期など業務量が集中する時期がある
顧客の決算の時期によって多少の変動はあります。
しかし、最も業務量が集中する時期は以下の3つになることが多いです。
- 2月3月の個人の確定申告の時期
- 決算や法人の確定申告がある5月
- クライアント先企業の職員の年末調整がある12月
このような時期は平日の残業でも処理しきれない場合、休日も出勤します。ずっと業務を行い、休みがない税理士事務所も少なくありません!
対して8月前後はあまり忙しくないことが多く、お盆休みがとりやすい事務所も多いです。ただし、税理士試験を受験する人にとっては試験を控えたとても大切な時期でもあります。
上記の表を参考にして、税理士の年間スケジュールを確認してみましょう!
事務所の規模による業務量や仕事内容
■スタッフ5人程度の小規模税理士事務所
比較的小規模のクライアントを、一人ひとりがこなします。巡回監査、記帳代行から申告・相談まで何役もこなす必要がある場合が多い傾向にあります。確定申告時期には、業務量が集中しがちです。
■スタッフが20名から40名規模の比較的中規模な税理士事務所
中堅・中小企業のクライアントが多く、事務所でも業務ごと分業ができているケースが多いです。したがって小規模な事務所より生産性が高いといえます。労務管理も行き届いているため、比較的働きやすいでしょう!
税理士事務所の慢性的な人手不足は、深刻な問題です。スタッフの労務管理をしっかり行い、働きやすい職場環境に整備する事務所も増えています。
たとえ繁忙期に休日出勤をしても、そうでない時期に同じ日数の代休があるところも増えています。多くの場合一年を通してみると、労働時間は労務協定などで定められた時間で収まるように調整されています。
■開業税理士
小規模事務所以上に、特に開業当初は、なんでも自分で処理せねばなりません!平日と休日の区別なく働くケースもあります。しかし、いつ働いて、いつ休むかも本人の自由です。
事務所の業務内容(特徴)などによる
上 記ではクライアントの確定申告を中心に業務を行う、税理士事務所の仕事内容について記載しました。しかし、税理士事務所には以下のような特殊な業務をするところもあります。
- 個人富裕層向けの資産税(相続税)を中心に取り扱う
- 医療事業者やベンチャー企業に特化して顧問契約をとる
- M&Aを得意とし事業と取引をする
こうした事務所では、確定申告や記帳代行よりも相談業務に比重を置いています。確定申告による超繁忙期はありませんが、日ごろから専門分野の知識や関連税法・法令の改正などへの勉強が必要です!
特にM&Aなどはいったんプロセスがスタートすると、クローズ日までは徹底的な精査が求められます。ときには、深夜まで働くこともあるでしょう。
税理士事務所|スタッフのキャリアステージ別休日の過ごし方
繁 忙期には休日も仕事をする可能性があるのも事実。しかし、実際のところ事務所から休日出勤を指示されるケースは以前よりも減っています。
休日の過ごし方や取りやすさは、現在どのようなキャリアステージにいるか、今後独立したいかどうかなどでも異なってくるでしょう。
ここでは、税理士事務所スタッフのキャリアステージ別の休日の過ごし方や活用法を見ていきます。
税理士資格を目指す若手の科目合格者
税理士事務所は科目合格者の職員に、税理士試験にぜひ合格してほしいと思っています!そのため、多くの税理士事務所では、税理士試験の受験応援制度などを用意してくれるのです。日常業務と受験勉強の両立を支援したり、試験休暇をとらせてくれたりする支援体制をとるところもあります。
税理士試験の範囲は広く、必要な知識や勉強量も膨大。若手の科目合格者の場合、休日は税理士試験の受験勉強の時間に充てることが多い傾向にあります。
若手の税理士有資格者
税理士資格を取得し、ある程度業務に慣れてきた方は休日に業務をこなすことは比較的少なめです。自由に過ごしている方も、このライフステージから増えてきます。
しかし、クライアントから急な相談事などを受けた場合には、休日出勤をすることもあります。税理士事務所の営業時間外に突然打ち合わせが入る可能性も、ゼロではありません!
しかし、これはクライアントから一人前と認められた証拠でもあります。税理士としての仕事に面白みを感じ始めてくる時期です。
中堅・ベテランの税理士有資格者
事 務所内では、中堅以降は管理職などの経営中枢を担うことが多いです。したがって、繁忙期以外では休日に業務をすることは少ないといえます。
もちろんクライアントからの相談事があれば、休日や営業時間外に対応しなければならないこともあります。繁忙期は思うように休日がとれないこともあるでしょう。
繁忙期とそうでない時期との差はあるものの、休日は好きなことをしたり、家族との時間を大切にしたりもできます。メリハリのついた過ごし方ができる層といえるでしょう。
税理士はどう過ごす?自分の休日スタイルを見つけよう
オ ン・オフのメリハリをつけ、ライフワークバランスを重視する税理士。プロフェッショナルとして専門性を追求するために休日も勉強にいそしむ税理士。あなたはどちらになりたいですか?
税理士事務所は土日休みであることが多いです。しかし、クライアントの業種によっては、土日に対応してほしいということもあります。
そのため、きめ細やかな対応をしようと思うと休日返上して働く税理士も少なくありません。しかし、開業税理士であれば、休みは自分で決められます。
休日をどう過ごしたいのか?ご自身がどのような税理士になりたいのか?キャリアパスを考えつつ自分に合った休日スタイルを見つけて、有意義に過ごしましょう!
これまでの自分を振り返り休日をどう活用したいのか考える
税 理士試験の受験勉強をしていても、休日にたまの息抜きは必要ですよね。税理士は一生勉強が必要な仕事ですが、オフの日は完全に業務から離れることも意識しましょう!
さまざまな趣味の活動、スポーツ、ボランティア活動や子育てや家族との時間など日々の生活も大切にしてみませんか。ストレスを発散すれば、業務にしっかりと向き合いやすくなることでしょう。
ご自身はどのような休日を過ごすことに充実感を得られるのか、これを期に考えてみてくださいね。
自分がなりたい税理士像を描き休日の活用を考える
ールモデルとなるような先輩税理士の方が周りにいたなら、思い切って休日の過ごし方を聞いてみましょう!
休日は経済動向やクライアントの業界動向などを、勉強している方もいます。改正前後は、関係するクライアントは税理士に「わが社にはどう影響するのか?」を質問するでしょう。それを見越して動く先輩の姿を見て、自身も休日を活用できれば理想です。
セミナーなどで予習した内容を解説できれば、新規クライアントの獲得の可能性もあります。こうしたことに時間を割けば、一歩先を行く税理士として活躍ができますよ。
経験を積みながら自分なりの休日スタイルを見つける
ど ういう休日の過ごし方が有意義なのかに対する答えは十人十色です。いろんな意見を取り入れて「これは面白そうだ」と思ったら、その休日スタイルに挑戦してみてください。
自分のスタイルに合うと思ったら取り入れてみて試行錯誤を繰り返していく。そうすればそのうちに、自分に合った休日スタイルが見つかるはずです。リフレッシュするための休日や、成長や挑戦のための休日といった、過ごし方のパターンをいくつか持つのも良いですね。
名古屋のグロースリンク税理士法人|さまざまな個性を持った税理士がいます
グ ロースリンク税理士法人には、個性豊かなスタッフがいます。スタッフの休日の過ごし方は家族と過ごす者、趣味に没頭するもの……。あるいはスポーツにいそしむ者などさまざまです。
わたしたちの事務所は、産休取得・育休取得なども充実していますよ。税理士試験受験者応援制度もあるため、試験前の休暇取得なども応援できます。
は た目には激務と言われる税理士。しかし実は、
休日は思い思いの過ごし方でリフレッシュしています。
当社のスタッフもBBQや家族と旅行、スポーツ観戦、スキューバダイビングを楽しんでいる人もいます。
いろんな意見を参考にし、自分にあった休日の過ごし方を見つけてくださいね。
愛知・三重・岐阜の税理士事務所で働きたいとお考えの方は、ぜひグロースリンク税理士法人までご応募ください!
中途採用のエントリーは
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